夫を洗脳中。
『BASARA』 を毎晩少しずつ読ませている。
*
『BASARA』 にはかなりはまっている。
初めて読んだのは中学生の時で、友人がなぜか8巻を貸してくれた。
その時には何だか複雑な漫画のようだと思っただけ。
去年ふと思い出して1巻から読んでみた。
日本の一地方から決起して日本各地に赴き仲間を増やし、果ては国王を倒して
新しい国を作るなんて壮大な話、途中から読んで呑み込めるはずがないのだと思った。
*
壮大で残酷で純粋で強烈。
そこかしこに散りばめられた金言や、伏線の数々が見事に生かされる展開に
うならされたり考え込んだり、もちろん漫画なのでご都合主義な場面は多々あれども
それ以上のパワーを持って物語にぐいぐいと引き込まれる。
登場人物の誰が主役でもおかしくないぐらいに、それぞれのキャラクターが
命を持って動いていることを感じた。
漫画なのに人の死に本気で涙を流し、出てくる人々が本当に 「いる」 ような
気がするのは、時代の移り変わりの狭間にいる人間の生き死にを、
敵・味方ともに奇麗事にしていないからなのかもしれない。
*
去年満喫で1度通して読んだので、自分で購入して再度読み直すと
もうストーリーが分かっているだけに、緻密に練られた物語、感情、
それぞれの行動の意味、思いがなおのことぶわっと流れ込んできた。
もう虜になったと言ってもいい。
ここまではまって好きになった漫画は 『BANANA FISH』 以来だから、
身近にこの面白さを語れる人がほしい。それはこの際だれでも構わない。
背に腹は替えられない。ということで夫を洗脳中なのだ。
うるうる目に花を背負ったりする少女漫画的な絵柄に夫は躊躇していだが、
読み出すと「すごい、すごい」を連発しながら読みふけっていた。
ストーリーに国取り的要素があるのと、歴史・故事成語のエピソードが
あちこちに散りばめられているのがどうやら気に入ったようだ。
洗脳第1段階は成功だ。
*
第2段階は、夫が毛嫌いしている 『BANANA FISH』 を読ませること。
オバカなことに夫は、主人公のアッシュが死ぬ最後の巻でいつも私が号泣することに
本気で嫉妬しているらしい。本当にバカだ。
最終段階はどうしよう…『はだしのゲン』 でも読ませるか。
*
ところで世の女性は恋人や配偶者を何と呼んでいるのだろう。
名前で? 愛称で? それともあなた?
「あんちゃん」 なんて呼んでいるのは私だけだろうか。
「はだしのゲンごっこ」 なんてするんじゃなかった。
壮大で残酷で純粋で強烈。
そこかしこに散りばめられた金言や、伏線の数々が見事に生かされる展開に
うならされたり考え込んだり、もちろん漫画なのでご都合主義な場面は多々あれども
それ以上のパワーを持って物語にぐいぐいと引き込まれる。
登場人物の誰が主役でもおかしくないぐらいに、それぞれのキャラクターが
命を持って動いていることを感じた。
漫画なのに人の死に本気で涙を流し、出てくる人々が本当に 「いる」 ような
気がするのは、時代の移り変わりの狭間にいる人間の生き死にを、
敵・味方ともに奇麗事にしていないからなのかもしれない。
*
去年満喫で1度通して読んだので、自分で購入して再度読み直すと
もうストーリーが分かっているだけに、緻密に練られた物語、感情、
それぞれの行動の意味、思いがなおのことぶわっと流れ込んできた。
もう虜になったと言ってもいい。
ここまではまって好きになった漫画は 『BANANA FISH』 以来だから、
身近にこの面白さを語れる人がほしい。それはこの際だれでも構わない。
背に腹は替えられない。ということで夫を洗脳中なのだ。
うるうる目に花を背負ったりする少女漫画的な絵柄に夫は躊躇していだが、
読み出すと「すごい、すごい」を連発しながら読みふけっていた。
ストーリーに国取り的要素があるのと、歴史・故事成語のエピソードが
あちこちに散りばめられているのがどうやら気に入ったようだ。
洗脳第1段階は成功だ。
*
第2段階は、夫が毛嫌いしている 『BANANA FISH』 を読ませること。
オバカなことに夫は、主人公のアッシュが死ぬ最後の巻でいつも私が号泣することに
本気で嫉妬しているらしい。本当にバカだ。
最終段階はどうしよう…『はだしのゲン』 でも読ませるか。
*
ところで世の女性は恋人や配偶者を何と呼んでいるのだろう。
名前で? 愛称で? それともあなた?
「あんちゃん」 なんて呼んでいるのは私だけだろうか。
「はだしのゲンごっこ」 なんてするんじゃなかった。
PR