連休中に都内のホテルで結婚式・披露宴・2次会パーティをしてきた。
結婚式での色内掛けは太閤秀吉もかくやという金糸を惜しみなく使った、
派手で目を引くもの。
「この内掛けを選ぶ方はなかなかいませんが、選んだ方は
もれなくお似合いになるんです。」 と衣装係の方に太鼓判を押された。
白無垢も試着してみたがまるで死に装束だったので、
顔立ちが地味な人間は派手な内掛けで正解なのだろう。
あまりの派手さに母がフィーバー。
披露宴では裾の長い純白のドレス。
腕出し・肩出し・背中出し。
おそらく私の人生で最も露出度の高い衣装だろう。
2次会パーティでは裾を引きずらない丈で袖が少しだけあるかわいい系のドレス。
色は少しアイボリーがかった白。
ドレスの中に履くパニエがうっとうしかった。
ブーケは様々な濃淡・大きさのバラと小さな青い花と緑のミックスでティアドロップ型。
ドレスがかなり広がった形なので、それに合わせて
通常よりも一回り大きなブーケにしてもらった。
たまたまエレベーターで乗り合わせたベルボーイのお兄さんが、
「結婚式のお客様のブーケをたくさん見てきましたが、
こんなにきれいなブーケを見たのは初めてです」 とお世辞でもうれしいことを言ってくれた。
メイクはほとんど自前の化粧品を使ってもらって、ナチュラルに。
口元はピンク、目元はパールとゴールドをほのかに効かせる程度。
ヘアは、ショートヘアをドレスに合うよう逆毛を立ててアレンジしてもらった。
2次会ではティアラの代わりにブーケと同じ花でできたコサージュを頭に挿した。
披露宴では父と妹がピアノを演奏してくれた。
父はエディット・ピアフの 『愛の讃歌』 と
ビリー・ジョエルの 『Just The Way You Are / 素顔のままで』、
そして勝手にアンコールまで!で、 『Amaging Grace』。
妹はショパンの 『子猫のワルツ』 を弾いてくれた。
大学時代の部活の同期・先輩達は氣志團の 『One Night Carnival』 を
歌い踊って大爆笑。学ランまで用意して、練習時間なんてほとんどなかったはずなのに
見事なキレのある踊りを披露してくれた。
2次会で司会を頼んだ人達も、それぞれが忙しいのに様々な趣向を凝らした進行で、
私達を含む全ての出席者を楽しませる工夫をしてくれて、ありがたいと思った。
披露宴での引き出物はウェッジウッドのワイルドストロベリーのペアマグカップ、
2次会ではダロワイヨのマカロンをお持ち帰りいただいた。
約2年ぶりのコンタクトレンズと、本番1週間前に引いた風邪が
治りきっていないのがつらかった。声なんてオカマかオッサン。
新婦なのにオッサン。