高校時代に読んではまり、最近漫喫で再読してやはりはまったので、
『YASHA-夜叉』 (吉田秋生、小学館) 全12巻をまとめて購入した。
『BANANA FISH』 の感動がいまだ冷めやらないので、『YASHA~』 を読んでいて
シンが登場した場面にはあまりにびっくりして息が止まりそうになり、
そして思わず涙ぐんでしまった。
アッシュはもちろん生き返らない、それは充分分かっているつもりだが、
アッシュを知る人物が他の作品で生かされていたということがうれしかったのだ。
小さかったのに背が伸びて偉そうになって、成長したね。
シンの登場はしみじみするような場面では決してないのだが、
つい感慨深くてページを繰る手も止まってしまう。
*
それにしても 『YASHA~』 にはいい男が豊作だ。
主人公の有末 静(セイ)にボディガードのケン・クロサキ、
静の双子の弟の雨宮凛にその親友の三上尊、そして成長したシン。
ここに 『BANANA FISH』 のブランカが加われば最強だ。
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