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・ 『花より男子 完全版』 (神尾葉子、集英社) 14~16巻

ひと月に1冊ずつの発刊で、テンポが良い。
つくしと気持ちを確かめ合った道明寺がつくしと弟の住むアパートの隣室に
引っ越してきたり、2人がようやく普通のカップルらしくなってきたと思ったら
案の定道明寺母に嗅ぎ付けられて道明寺は拉致され、
つくしがNYまで会いに行ったところ。
同時につくしの友人の優紀ちゃんと西門とのエピソードも進行。

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先日の日記でしたいことの1つに水族館を挙げたので、
先週 「しながわ水族館」 へ行ってきた。

ネットで検索して、自宅からあまり時間のかからない場所ということで
候補に挙がったのが

しながわ水族館
エプソン品川アクアスタジアム
サンシャイン国際水族館
葛西臨海水族園 など。

新江ノ島水族館八景島シーパラダイスにも興味があるが、
小旅行気分で一泊覚悟で行く場所になってくるため今回は却下。
江ノ島は、鎌倉が舞台の吉田秋生の漫画 『ラヴァーズ・キス』 を読んで
興味を持ったので、別の機会に行きたい。

それぞれの水族館の公式HPを見ていき、サメがいてトンネル水槽があって
イルカなどのショーやフィーディングが見られて…と
自分の興味関心を照準に絞っていくと、それが今回は 「しながわ水族館」 だった。

館内はあまり広くなく、全体的にこじんまりとしていた。

イルカショーは4頭で行われたが、まだ訓練中なのか
たまたま調子が悪いのか、明らかに手を抜いているのが1頭おり、
親近感を持った。ただし2回目のショーでは見事な回転泳ぎを見せてくれた。

アシカショーはイルカのいるプールのプールサイドで行われた。
水族館によってはショーの場所が分かれている所もあるが、
ここでは設備上同じ場所でせざるを得ないようだ。

アシカの芸はダイナミックなジャンプが売りのイルカと比べると地味なので、
イルカショーの後に見るとやや精彩を欠いたように感じるが、
投げられたボールを鼻先で受け取ってゴールネットにシュートしたり
逆立ちで歩いたりと、バランス感覚が非常に優れた生き物であることを
再確認したショーであった。素晴らしかった。

それなのに手前のプールで泳いでいたイルカが、アシカの見せ所の
ここぞという時にいきなりジャンプをかましたりするものだから、
小さな子供や事前にイルカショーを見ていないお客さんはイルカに目を奪われ、
せっかくのアシカの見せ場を奪ったイルカ許すまじ。

念願のサメの水槽 「シャークホール」 にはかぶりつきで時間を費やした。
こういうのが水槽のガラスぎりぎりで目の前を通り過ぎる時、
ヤンキーのように 「目をそらしたら負け」 などとサメに勝手に勝負を挑み、
そして負けた。もし海で遭遇したら、やられる前にいっそ気を失った方が後が楽で賢明だろう。

same.jpg











色あざやかな魚たちとライトアップで
いつまでも見飽きない美しさだった 「海の宝石箱」。
写真を撮るのが下手なので何か濁ってますが、本当にきれいでした。

uminohoseki.jpg









・ 『巴がゆく!』 (田村由美、小学館文庫) 全5巻

『BASARA』 にかなりはまったので、同じ作者の過去作品を。
戦国時代に木曽義仲といくさ場を駆け抜けた巴御前をモチーフにしている。
『BASARA』 同様スケールの大きな作品で、うっかり惚れそうになる登場人物が多い。
伊織さまと義仲ちゃんが同一人物というのはちょっと違和感があったかも。
上品な伊織さまとディスコで踊る義仲ちゃんがどうしても重ならず(笑)。
のちの 『BASARA』 の茶々・座木さんの原型かな?と思うキャラが出てくる。
月子が付けていた資生堂の沙棗は私も好き。
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