週末のご飯は回鍋肉(ホイコーロー)だった。
豚肉が牛肉になり、キャベツはホウレンソウになり、ピーマンはナスになり、
他にもタマネギとマイタケが入り、何が何だかという具合だが
とりあえずホイコーローだ。ホイコーローには違いない。
長ネギは嫌いなので、夫の皿にぽいぽい放り込む。
ナスがたくさん食べられてうれしい。
デザートはゼスプリ・ゴールドキウイ。
甘くていくらでも食べられる。
ゼスプリってスタミナドリンクのようだ。
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ところで先週末は浅草の三社祭。
去年初めて見に行って、人だかりと熱気と飛び交う怒号と罵声で散々な思いをした。
人の波に体ごと持っていかれたり足を踏まれたり頭をはたかれたりと、
もう少しで私が暴走みこしになるところだったので、二度と行かないと決めた。
5月も後半になって今さらだが、GWに再見したかった映画を借りて観たので感想などを記録しておく。
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・ 『天使のくれた時間』 (2000年、米)
監督:ブレッド・ラトナー
主演:ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ
原題: 「THE FAMILY MAN」
見ている最中に 「ティア・レオーニってトム・クルーズと似てるよね」 と
何度か呟いた甲斐あって、見終わる頃には夫が
「この女の人、トム・クルーズと似てるね」 と言うようになった。
DVD特典映像のNG集では、ニコラス・ケイジと友人役のジェレミー・ピヴェンとの間に
何やら 「ブフォォッ」 となるタイミングがあったようで、何度同じシーンをやり直しても
「ブフォォッ」 の繰り返しだったのが笑えた
。他のシーンに於いてもこの2人はことごとく 「ブフォォッ」 の連続で、
本気でどうかしたのかと思ったが現場の雰囲気はよさそうだった。
・ 『向田邦子 全対談』 (向田邦子、文春文庫)
向田邦子と作家など17人との対談をまとめた唯一の対談集。
・ 『昭和天皇の妹君 ― 謎につつまれた悲劇の皇女』 (河原敏明、文春文庫)
3月に読んだ 『昭和天皇とその時代』 の著者で、
皇室ジャーナリストの先駆けである河原敏明の本。
綿密な取材によって、これまで噂でしかなかった三笠宮双子説を検証したノンフィクション。
・ 『わたしの人形は良い人形 ― 自選作品集』 (山岸凉子、文春文庫)
山岸凉子のホラー漫画の自選集。
表題作の 「わたしの人形は良い人形」 や 「汐の声」 他を収録。
これは怖かった、読まなければよかった。
夜にふと目覚めた時などに、内容を思い出して読んだ事を軽く後悔する。