夕方の出来事。
洗濯物を取り込んで畳んでいたら、袖口から何かがポトッと落ちた。
ぱっと見、クッキーかチョコの切れ端かと見間違えたそれは…。
嫌いな虫の中でも群を抜いて大嫌いな 「蛾」!
さっと血の気が引き、喉の奥が潰れたようになってただその一点を凝視するのみ。
人間真に恐怖を感じた時には声が出なくなることを思い出した。
そうか、虫の季節なんだ。
学生時代に住んでいた学生会館は部屋が12階にも関わらず
よく虫が飛び込んできたものだけど(網戸がなかったせい)、
今のマンションに越してからは階数はさほど変わらないのに
虫にはとんとご無沙汰だったから、久々の邂逅に
一気に動悸が激しくなったよ。
機嫌よく鼻歌歌いながら洗濯物を畳んでいたのに、
状況は一瞬にして身も凍るようなサスペンスに早変わり。
恐怖は闇の中から出し抜けに、戸惑いは窓の外のすぐ向こうに
驚きはドアのノックのすぐあとにやってくるもの…。
( 『ガラスの仮面』 文庫第3巻、劇中劇 「ジーナと5つの青いつぼ」 より)
何の因果かマッポの手先、じゃない (これはスケバン刑事の台詞だったか)
何の因果で今私が蛾と対峙せにゃならんのだ、と世の中の理不尽を嘆きつつ
顔にタテ線入れてひとしきりフリーズした後にはきっちり駆除しました。
でもね、数時間経ってもまだ蛾の模様っていうの?
あの目玉みたいなやつのイメージが頭から消えないよ…。
洗濯物を取り込んで畳んでいたら、袖口から何かがポトッと落ちた。
ぱっと見、クッキーかチョコの切れ端かと見間違えたそれは…。
嫌いな虫の中でも群を抜いて大嫌いな 「蛾」!
さっと血の気が引き、喉の奥が潰れたようになってただその一点を凝視するのみ。
人間真に恐怖を感じた時には声が出なくなることを思い出した。
そうか、虫の季節なんだ。
学生時代に住んでいた学生会館は部屋が12階にも関わらず
よく虫が飛び込んできたものだけど(網戸がなかったせい)、
今のマンションに越してからは階数はさほど変わらないのに
虫にはとんとご無沙汰だったから、久々の邂逅に
一気に動悸が激しくなったよ。
機嫌よく鼻歌歌いながら洗濯物を畳んでいたのに、
状況は一瞬にして身も凍るようなサスペンスに早変わり。
恐怖は闇の中から出し抜けに、戸惑いは窓の外のすぐ向こうに
驚きはドアのノックのすぐあとにやってくるもの…。
( 『ガラスの仮面』 文庫第3巻、劇中劇 「ジーナと5つの青いつぼ」 より)
何の因果かマッポの手先、じゃない (これはスケバン刑事の台詞だったか)
何の因果で今私が蛾と対峙せにゃならんのだ、と世の中の理不尽を嘆きつつ
顔にタテ線入れてひとしきりフリーズした後にはきっちり駆除しました。
でもね、数時間経ってもまだ蛾の模様っていうの?
あの目玉みたいなやつのイメージが頭から消えないよ…。
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