矢沢あい祭り

・ 『天使なんかじゃない』 （矢沢あい、集英社りぼんマスコットコミックス） 全8巻
・ 『ご近所物語』 （矢沢あい、集英社りぼんマスコットコミックス） 全7巻
・ 『下弦の月』 （矢沢あい、集英社りぼんマスコットコミックス） 全3巻

矢沢あい祭り。といっても 「りぼん」 時代のね。
これらよりも前の作品 『エスケープ』 『風になれ！』 『マリンブルーの風に抱かれて』 などは
あまり記憶にないので今回は買わなかった。

私が 「りぼん」 を読み始めたのは小学校低学年頃だったと思う。
結婚前から読んでいた母の影響であることは間違いなく、
70年代に乙女チックで一世を風靡した陸奥A子などのふろくが
家にたくさんあったのを覚えている。

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『天ない』 は小学校高学年～中学生時代にかけて連載されていたもので、
高校って楽しいところなんだー、青春だなー、生徒会かっこいい！って
かなりの憧れを抱きながら読んでいた。

実際の高校生活なんてあんないいものではなく、しかも女子高だった（笑）
まぁ悪いものではなかったけどね。

『ご近所』 も別の意味で憧れだったなぁ。
10代半ばで既に自分の夢が明確にあって、
それに向かって突き進むだけの力と信念を持つ主人公の実果子は、
何の目標もなく適当に学校と家を往復するだけの自分にはまぶしかった。
ピアノをもっとがんばって上に行きたい気持ちはあったけれど
才能にもやる気にも行き詰まりを感じて中途半端になりかけていたので、
頑張る実果子たちの言葉の数々は胸に痛かった。

『下弦の月』  は作風がぐっと大人っぽくて、内容も青春・恋愛系ではなく
サスペンス・少々ホラー風味の漫画。

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現在 『Cookie』 で連載中の大ヒット漫画 『NANA』 は
以前漫喫で少し読んだことがある。
去年映画も公開されたから、おおまかなストーリーは何となく知っている。
正直どうなんだろうという内容だったが、矢沢あいの絵が好きなので
気が向いたら買ってみようと思う。