年々うれしくなくなっていると言いながら、実はうれしい誕生日。
昨日8/16は誕生日だった。
マドンナと同じ誕生日で、エルビス・プレスリーの命日でもあるんだよ、と
扱いに困る情報を幼い頃に母から吹き込まれたこともいい思い出。
さらに、山根康弘や西田ひかるとも同じ誕生日なんだよと人に言えば、
確実に 「微妙だね」 という反応が返ってくることにも慣れた。
言い続けたおかげでこの2人のことはやや好きだ。
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自分がそうであるように、家族以外の人の誕生日というものは
よほど印象に残るエピソードや自分との共通点がない限りは
あまり覚えていないものだ。それでも何人かの友人・知人から
「おめでとう」 と電話やメールやグリーティングカードをもらった。
珍しく実家の父からも電話があった。
覚えていてくれてとってもうれしかったです。
ありがとうございました。
暑い夏の最中に夏が大嫌いな私が生まれたことは不思議だけれど、
誕生日当日の朝だけは窓から差し込む太陽の強烈な光線も少しはいいと思える。
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誕生日のお祝いは先週末にしてもらった。
8人分ぐらいの大きさのケーキ、とってもおいしかった。
でも来年からはこの半分のサイズでいいかな…。
「あけ」 とは最近の私の愛称。
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プレゼントにもらったのは以前からリクエストしていたデジタルピアノ。
実際には今月下旬に家に届いていた。
楽譜は昔使っていたものを実家から送ってもらったり、新たに自分で買い足した。
春頃から無性にピアノが弾きたくて仕方がなかったので、
鍵盤にさわれることが本当にうれしい。
見るだけで吐き気がしていたハノンの楽譜すら愛しく感じる。
デジピなので音質やタッチはやはり本物のピアノとは違うなぁと思うが、
趣味で練習するには充分に高性能だと個人的には思う。
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それにしても予想をしていたとはいえ驚くのは、指の力の衰えっぷりだ。
簡単なソナタや弾いたことのある曲はしばらく楽譜をさらっていると
何となく感覚を思い出して弾けるのだが、指がへなへなとなるので
何とも情けない旋律になってしまう。
感覚では分かっているのに指が付いていかないのは気持ちが悪いし悔しい。
これまでのブランクを取り戻すべく、闘志を燃やして毎日ピアノに向かっている。
こんな風に心の底から弾きたいと思って弾くことは、
ピアノを習っていた頃にはなかったように思う。
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さぁ、昨日から再放送が始まったドラマの 『花より男子』 を見ることにしよう。
好きなドラマの再放送が自分の誕生日に始まったなんてうれしいじゃないか。