昨日は送別会だった。
バイト先のお店で2番目にバイト暦が長い子が来年から社会人になる。
年末年始は忙しいので早めに送別会をすることになったと、
先日社長から連絡網が回ってきた。
前の日に銀座へ行き、お酒好きな彼女のためにワインのミニボトルを選んで
箱に詰めてもらった。バイト先でとうとう最古参になってしまう私からの餞別。
神楽坂・毘沙門天近くの気取りまくった隠れ家風味のイタリアンのお店で現地集合。
シェフかオーナーがうちのお店のお客様のようで、ランチタイムを過ぎてからの貸し切り。
この日初めて顔を合わせるバイト同士もいるので自己紹介。
それにしてもバイトの人数が増えていることに驚く。
店の居心地がいいのだろう。
さてお料理は。
色とりどりの豆の前菜と、きれいなグリーンの豆のスープの時点で
外食が苦手な私はギブアップ。
自家製のトマトやバジルを練りこんだパンにグリッシーニ、
ワタリガニのリングイネ (or キノコクリームのフェットチーネ) に白身魚 (or 肉) が続いて、
どれも一口だけ口にするので精一杯だった。
お魚は皮がぱりっと身はふっくらと焼いてあってとってもおいしかったけれど、
オリーブオイルではなく柚子塩で食べたいと思ってしまった。
それからやっとドルチェ。
パンナコッタとエスプレッソだけは何とか平らげた。
*
皆はお店 (バイト先の) から持ち込んだ日本酒や注文したワイン、
送別会ということでオーナーが出してくれたシャンパンを飲んで食べまくっていて圧倒される。
本当はこれくらいおいしそうに食べないといけないのだろう、
お酒は飲めないし料理も残してばかりでは連れてきてくれる人にも
お店の人にも申し訳ない、口に合わないのかとか体調が良くないのかとか、
色々と心配や詮索をされるのも心苦しい。
と外食時恒例の落ち込みを感じつつも、本日の主役の子や
一緒にバイトに入ることの多い子と話すのは楽しかった。
お餞別のワインも喜んでもらえたし、
他の子がプレゼントしていたピアスも彼女によく似合っていた。
お開きの時には社長に指名されて、バイト古株の私が締めの言葉を述べることに。
私以外はみんな酔っ払いなのでさほど照れずに言えた。
これなら昔から相撲部屋の後援会パーティに行ったり
父の仕事関係の名刺交換会に潜入したりして覚えた大阪締めでもすればよかったかな。
♪打~ちましょ(パンパン) ♪も一つせ(パンパン)
♪いおう(祝う)て三度(パパンパ) おめでとうございますぅ~(パチパチパチ)
というやつだ。
*
終わる時間を伝えてあったので神楽坂駅で夫になった人と待ち合わせをして、
新居のマンションへ行き窓などの寸法を測り、秋葉原へ家電を見に行って帰宅した。