再放送のドラマ2つ

今週月曜から昼の時間帯にドラマ 『大奥』 の再放送が始まった。

『大奥　第一章』 と 『大奥 ～華の乱～』 は本放送時に初回から見たけれど、
この 『大奥』 は最終回近くになってからしか見なかったので、
思い起こせばこの頃から再放送を願っていた。

北村一輝と木村多江は今や 『大奥』 御用達俳優といった感じなので
見ていて役柄がたまに混乱するが、両人とも大好きなので眼福。
安達祐実が演じる皇女和宮の降嫁のあたりは皇室ウォッチャーとして興味深い。

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別のチャンネルでは 『女系家族』 の再放送が昨日、最終回を迎えた。

このドラマは去年の夏の本放送を初回から見ていたので再放送をあんまり
気に留めていなかったが、最終回はやっぱり気になったので観ておいた。

去年の夏はこれでもかというぐらい面白くない出来事が次々に起きるので
心底疲れていたけれど、ドラマでは高島礼子や瀬戸朝香らがそれはもう
憎々しげな台詞をぽんぽん吐くので、「我慢せずに言いたいことは言え」
という姿勢を教わった気がする。

こんなえげつない内容のドラマに背中を押されるのもどうかと思うが。

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ところで橋爪 功は今更ながら本当に演技がうまい。

これまで橋爪 功に関しては、 『新・京都迷宮案内』 や 『赤かぶ検事シリーズ』 での、
どちらかと言えば正義寄りの役柄しか見てこなかったので気が付かなかったが、
『女系家族』 の大野宇市のような腹に一物も二物も持った役どころを演じると、
原作の小説でも表現されている狡猾さや嫌らしさがこれでもかというぐらい
うまくにじみ出ていて、感嘆させられ通しだった。