今日は年が明けてからの初バイト。もっと働かなくては。
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いつも通り忙しかったけれど、バイトを上がる時間には
だいぶお客様も少なくなっていたので、板前さんに
「マグロの頬肉丼」 を持ち帰りで作ってもらった。
マグロの頬肉を赤ワインと醤油で煮込んで
(他には日本酒やなんかを入れて、落とし蓋もしていたような)、
粗挽きの黒胡椒をまぶしたお店の人気メニュー。
その頬肉を、すし飯にひじきや山芋などを混ぜ込んだ「もぐり飯」に乗せたもので
とてもおいしいのだ。
それからこれも持って帰っていいよ、とみかんをもらった。
使えないバイトなのに申し訳ないほどとてもありがたいお店だ。
たまにアクセサリー等を買うことがあるネットショップでセールが始まり、
前々から狙っていたEMILIO PUCCIのパンプスが40%OFFになっていた。
セールでも決して安くはないけれどずっといいなと思っていたし、
大足の私が履けるサイズが残っていることだし、新年だし、と言い訳をしながら購入。
届いたらいつ下ろそうかな。楽しみ。
昼から試験のため学校へ行った。
5/6限、古今和歌集に収められた歌に見られる表現技法について論述。
掛詞やら序詞やら比喩やら見立てやらまぎれやら、
これまでの授業の際に断片的に得た情報を引っ張り出して
それぞれに対応する歌を例に挙げて書きなぐる。
国文学科は縦書きが必須なので、試験を終えると
小指から手首にかけてが真っ黒に。小学生みたいだ。
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7/8限は翻訳文学に関しての試験だったかな・・・あれ?
教室まで行こうとしてはたと思い出す。
そうだ、この授業は試験を行わずレポートだったんだ。
どうして試験だと今の今まで思い込んでいたのか。
手帳を確認するとレポートの提出期限はまだ先だった。
気を取り直して、試験が終わってから行くつもりにしていた銀座へ。
1/2限目は近代文学史の試験。
いくつかの問題について論述や説明で解答する。
自然主義や森鴎外、新思潮派など重点的に押さえていたところが出題された。
ノートの持ち込みが不可なので記憶が飛んでいたらとか
重要なキーワードを忘れていたらどうしようと危惧していたが何とかなった。
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学校近くのカフェで昼食をかねて、午後からもう1つある試験に備えて勉強のはずが、
つい購入してしまった 『はだしのゲン』 (中沢啓治、中公文庫) を読みふける。
去年の秋から長編漫画を読み返したい熱が出てきて、
毎月 「コーラス」 と 「ヤングユー」 を買っているのにさらに漫画にお金を費やしている。
オークションや古本屋など安く上げる方法はいくらでもあるのに、
本屋が学校とカフェの中間地点にあるというのがよくない。
ビジネス街の本屋にしては漫画の揃えが良いので、立ち寄ってはつい買ってしまう。
家では卒論のための本しか読まないし外でぐらいいいじゃないか、と開き直って
懐かしい漫画を中心に 『ガラスの仮面』 (美内すずえ、白泉社文庫)、
『あさきゆめみし』 (大和和紀、講談社文庫) ときて今は 『はだしのゲン』 を読んでいる。
学校のある日にはたいていお昼を過ごしているカフェで、
今日はアボカドシュリンプベーグルサンドを注文した。
いつもはブルーベリークリームチーズベーグル。
友人がアボカドについて書いた日記にも同じようなコメントを残したけれど、
アボカドは普段から食べ慣れていないせいなのか、
決してまずくはないのに何かこう首を傾げてしまう。
子供の頃に豆腐のおいしさが分からなかったのと同じだとするならば、
もっとアボカドに関して経験値を上げなければ、とひとり熱くなる。