昼から試験のため学校へ行った。
5/6限、古今和歌集に収められた歌に見られる表現技法について論述。
掛詞やら序詞やら比喩やら見立てやらまぎれやら、
これまでの授業の際に断片的に得た情報を引っ張り出して
それぞれに対応する歌を例に挙げて書きなぐる。
国文学科は縦書きが必須なので、試験を終えると
小指から手首にかけてが真っ黒に。小学生みたいだ。
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7/8限は翻訳文学に関しての試験だったかな・・・あれ?
教室まで行こうとしてはたと思い出す。
そうだ、この授業は試験を行わずレポートだったんだ。
どうして試験だと今の今まで思い込んでいたのか。
手帳を確認するとレポートの提出期限はまだ先だった。
気を取り直して、試験が終わってから行くつもりにしていた銀座へ。
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秋冬のベースメイクには花王estのリキッドファンデを使っているのだが、
リキッド+パウダーで肌作りをするのが面倒な日もあるので、
今日は同じestのパウダリーファンデを見に行った。
■estのリキッドは一見するとクリームファンデっぽいけれど伸びがとても良い。
■指で伸ばしてスポンジでパッティングし、パウダーをはたくと
つるつるすべすべの肌になる。時間が経っても崩れにくく、崩れても汚くならない。
■毛穴も色むらもきちんとカバーするのに厚ぼったくない。
■エアコンが効いた室内にも乾燥する北風にも、頬や口元が粉を吹かない。
去年やっと見つけた自分にぴったりのファンデなのでベタ褒め。
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カウンターで一旦メイクを落としてファンデを付けてもらうと、
パウダリーもリキッド+パウダーと遜色のない仕上がりで期待通りだった。
春の新色のリップも試しにつけてもらったら、グロス並みのツヤながら
きちんと発色する自然なピンク色が気に入ったので一緒に購入。
口紅をつけて半日もすると唇が必ず脱皮するので
普段はリップグロスか軽いつけ心地の口紅しか使えないけれど、
この口紅がお気に入りになるといいな。
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私は高校生~20歳頃まで、たいていのブランドを網羅していたコスメフリークだった。
コスメだけは一生の趣味になるだろうと思っていたのに、
ある時から憑き物が落ちたようにぱったりとコスメ雑誌も化粧品も買わなくなった。
化粧品以外にもお金を使おうと思ったとか、他に打ち込むものを見つけたとか
理由はあるのだが、直接的なきっかけは、某有名コスメ雑誌で
コスメフリーク読者が特集されていたのを読んだことだ。
その記事に出ていたコスメフリークと言われる人たちが、
誰もかれもきれいじゃなかったのだ。
たまたまその雑誌が募集をかけたり取材をしたタイミングが悪かったのかもしれないけれど、
その時に 「何事も偏るのはよくないんだ」 と目が覚めたのだ。
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化粧品に関してはほどほどにしようと思ってからはや数年、
スキンケアは手頃な値段のシンプルなものでまだ十分だし
(それで以前よりも肌がきれいになったのは皮肉か)、
メイクものも季節が変わる度に新色や新製品を1度買うぐらいになった。
そろそろアンチエイジングを視野に入れて少し開拓を始めようと思ってはいるけれど、
あの頃のような入れ込み方はもうしないだろうと思う。
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銀座で洋服やバッグを見て、華やかなものに接したり晴れやかな気分の時になる
「パァァァァ」 という状態になって、デパ地下でケーキとパンを買って帰宅。