昨日は正月で朝から雑煮を作ってお節を食べた。
結婚して東京で迎える初めての正月。
雑煮は実家の母のやり方を思い出しながら適当に作ってみたら
大正解で同じ味になった。お節は三越から届いた下鴨茶寮の2段重ねで美味。
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昼からは、大晦日までにやってしまおうと思いながら
紅白でケタケタ状態(※)になって結局やり残した作業を黙々と片付けていった。
予定よりも早く終了。やればできるじゃないか。えらそうだが要は年賀状のことだ。
(※笑いすぎて立っていられなくなったり、机をなぎ倒したりして
周囲から完全に放っておかれるまでになるうちの姉妹独特の症状。
母はこれを単に 「きちがい」 とも言う)
昨日父から電話があり、仕事で東京へ行くので
ついでにうちへ寄ると急に言ってきた。
父は仕事で年に何度か東京に来ることがあり、これまでにも都合が付けば
どこかで落ち合ってご飯を食べに行ったりしていたが、
問答無用で家に来ると言ってきたことはなかったので少々焦った。
最近体調が悪いので明日は迎えには行けないと言うと
「自分が直接行くから迎えは要らない」
住宅街で分かりづらいかもしれないと言うと
「タクシーの運転手に住所を伝えるから大丈夫だ」
なにぶん体調が悪くてもてなしができないと言うと
「自分がケーキを買っていくからその心配は要らない」
もはや打つ手なし。
観念して父を迎えることになった。
大学の寮で一緒だった友人が、先週会社の夏休みを利用して
九州から東京に遊びに来ていた。
メールや電話ではずっとやり取りしていたが会うのは久しぶりなので本当にうれしくて、
何ヶ月も前から会うのを楽しみにしていた。
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銀座のカフェで待ち合わせて彼女の買い物に付き合った。
和光やOPAQEを回って、日本橋まで足を延ばしてコレドも見て回った。
私も秋冬のジャケットとパンツを購入した。
そのままコレドの中で少し早めの夕飯を食べながら、
会っていなかった数年分のとりとめのないおしゃべり。
ご飯の後も日本橋~銀座~有楽町まで歩いて、国際フォーラムのジェラート屋で
一休みしながらまたおしゃべり。次の日も会えるのに何だか離れがたかった。
週末には母と妹が所用で東京に来てくれた。
1泊2日の滞在だが、着いて早々に丸半日かけて私の用事に付き合ってもらうので、
翌日は私が1日中2人の買い物などに付き添う。
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初日は用事が終わると案の定もう夜だったので、2人が泊まったニューオータニで
夕食を取り、「パティスリーSATSUKI」 で母にパンやケーキを買ってもらった。
2人の部屋は東京タワーが目の前で、私の住む家がすっぽりと入りそうな広さ。
私も泊まっていきたいなと一瞬思った。
夜食か翌日の朝食の時に、とホテルに行く前に買っておいた長命寺の桜もちを
渡しておいたら2人ともぺろっと平らげたそうで、気に入ってくれてよかった。