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それなりの日々
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大学の寮で一緒だった友人が、先週会社の夏休みを利用して
九州から東京に遊びに来ていた。
メールや電話ではずっとやり取りしていたが会うのは久しぶりなので本当にうれしくて、
何ヶ月も前から会うのを楽しみにしていた。

*

銀座のカフェで待ち合わせて彼女の買い物に付き合った。
和光やOPAQEを回って、日本橋まで足を延ばしてコレドも見て回った。
私も秋冬のジャケットとパンツを購入した。

そのままコレドの中で少し早めの夕飯を食べながら、
会っていなかった数年分のとりとめのないおしゃべり。
ご飯の後も日本橋~銀座~有楽町まで歩いて、国際フォーラムのジェラート屋で
一休みしながらまたおしゃべり。次の日も会えるのに何だか離れがたかった。


*

翌日は神楽坂で待ち合わせをして、共通のバイト先だった寿司屋で昼食。
社長や板前さんも彼女の顔を見てとてもうれしそうだった。

神楽坂を下って紀の善でお茶をした。
もう昨日からしゃべり通しなのに話が尽きなかった。

*

彼女との初対面は寮に入るための面接のとき。
お互い父親連れで、なんとなく気にはなったが、少し取っつきにくいかなとも思った。

それでも何だか仲良くなりたくて数回のアタックを試みたのち、
ようやく打ち解けることができた時には入寮してから約1年が経っていた。
お互いの中に非常に似通っている部分を発見してからは急速に仲良くなり、
時にはどちらかの部屋でおしゃべりをしながら朝まで一緒にいたりする夜が幾度となくあった。

向田邦子のエッセイと小説を薦めると彼女もはまり、
没後20年の向田邦子展には一緒に行った。

*

私が寮を出て学生会館に移って半年後に、
彼女も学生会館に引っ越してきた。バイト先も同じだった。
2人とも同時期に恋愛が始まったので、そういった話もするようになった。

私が休学した時にはものすごく心配をかけてしまったけれど、
変わらずに友情を示し続けてくれた彼女とはずっと友達でいられると思った。

今お互いの環境や立場は大きく違うけれど、折々の連絡は楽しみの1つだし、
今度は私が九州へ行って彼女と会うことを考えるとまた胸が躍る。
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