何をかいわんやだったのが 『有閑倶楽部』。
ドラマ化を知った時と大まかなキャストを知った時の反応は、
概ね 『山田太郎ものがたり』 の時と同じでした。
何しろ大好きな漫画なので、それがドラマ化されるというのは
不安はありつつもそれよりも上回る期待でいっぱい。
で、キャストを聞いて喜びから一気に怒り&諦めムードへ。
でもね、『山田太郎ものがたり』 の時は怒りなんかもそれほどじゃなかった。
原作の漫画を好きには違いないけれど、原作を汚された!と怒るほどに
入れ込んで読んでいたわけじゃないから。
でも 『有閑』 は訳が違うんだよなぁ。
何といっても小学生の時から繰り返し繰り返し読んで大人になったわけで。
今読むとそりゃあ荒唐無稽だし突っ込みどころはあるけれど、
子供にとってはアクションありホラーありサスペンスありの
ゴージャスで華やかで憧れの漫画だったわけです。
もちろん主役の6人にも思い入れたっぷり。
それが、男3人はジャニーズで固めますって…!!
清四郎は何だかムチムチしているし美童は外人になり損ねた変な人だし、
魅録に至ってはもう、あなた、やる気あるの?と問い詰めたいぐらいひどい。
女性陣は概ね合格ラインでした。
悠理を演じた美波なんて、漫画の悠理が抜け出してきたかのよう。
背が低いのが少し気になったぐらいかな。
だって野梨子役の香椎由宇も可憐役の鈴木えみも長身だから
どうしたって相対的に低く見えちゃうしね。
女性陣が全員高身長だったら、背のあまり高くないジャニーズの男3人が
小さく見えてしまうだろうし。
各々の役の解釈に原作と少し違うなぁと思う点はあったものの、
ビジュアル的にはよくできましたの一言。
1つ前の記事にも書いたけれど、可憐は鈴木えみよりも
岩佐真悠子で見てみたかった気もします。
他にも松竹梅時宗と剣菱百合子のキャストなんかにも不満を持ちつつ、
そして毎回脱力と失望を味わいながら文句を言いつつドラマを観ておった訳ですが。
最終回を迎える頃には、これは有閑倶楽部だと思わなければいいんだ、
それならこれはこれでありなんだという境地に至っておりました。
だめな子を見守る母の気持ちがほんの少しだけ分かった気がします。
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観る予定が全くなかったにもかかわらず、今期のドラマの中で唯一
最終回まで見届けてしまったのが 『働きマン』。
そういえば 『ハケンの品格』 もなぜか初回~最終回まで観ていたなぁ。
単に私の場合、水曜夜10時って時間を作りやすくてテレビに集中しやすいのだ。
「女が働く」 ということに関して立派な意見を持っているわけではなく、
一話完結スタイルで観やすかったのと、菅野美穂がかわええなぁとか、
デスク役の沢村一樹とか、麗しい吉瀬美智子さまとか、その辺が動機。
『働きマン』 ドラマサイト内のファッションチェックに時々出てくるのですが、
アクセサリーを提供しているジューシーロックというお店、
今年に入ってからよく買い物しているので勝手ながら親近感を覚えてました。
菅野美穂がドラマを通してよく着けていたプチネックレスと
最終回ではめていたブレスレットは私も同じものを購入しているので、
気付いてからは狂喜乱舞で凝視(笑)
これとこれね。
ジューシーロックのスタッフ日記にも 『働きマン』 で使われたアクセサリーについて
詳しく書かれています。
トレンドを取り入れた手頃な価格帯のアクセサリーが揃っていて、
注文~発送までの流れもスムーズな良いお店です。
ジューシーロック ★セレブ御用達のインポートアクセ満載★
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あとこれも一話完結型なので気が向いた時にちょくちょく観ていた 『ガリレオ』。
20代半ばの柴咲コウと並んで少しも見劣りしない福山雅治にはびっくり。
どんなお手入れをすればあれだけの若さを保てるのか、アンチエイジング法を
世の女性のために教えてほしいものです。
主題歌は初めて聴いた時に笑っちゃった、KOH+の 『KISSして』。
だって90年代にヒットした福山雅治自身の歌にそっくりなんだもん。
♪こ~いが走り出したら~♪ のやつ。
でもこれも何度も聴いているうちにくせになってくるんだよね、
そういう歌を作れるのって一種の才能だわ。
今期のドラマについてはこんな感じで。