よくよく考えたら傘の方が必要かもしれないと気が付きました。
数年前に、これ以上ないというぐらい気に入っていた傘を置き引きされたことがあり、
それ以来とりあえずという感じで家にある傘を適当に使っているのですが、
雨が降るたびに 「やっぱり惚れ込むぐらい気に入った傘を使いたい」 と思うのです。
言ってみたところ、雨の日も雪の日も寒がって外に出ない君には必要ないだろう、
と至極真っ当な答えが返ってきました。
ううむ、これから説得にかかります。
幼い頃、クリスマスが近付くと毎年観る映画があった。
それは 「サンタクロース」 (1985年、米)。
今となってはどんな話だったのかおぼろげにしか記憶していないが、
それこそがおもちゃのようなおもちゃ工場のキラキラした様子だとか、
情操に影響を与えない程度の悪役だとか、
雪のあまり降らない都市に住む子供にとっては夢のように見えた大雪の映像だとか、
断片的にでもこうやって覚えているのだから
子供の私にとっては楽しくて仕方のない映画だったのだろう。
ツリーの飾り付け、クリスマスのキャンドルや小物、
自分の顔よりも大きなリース、サンタクロースの映画、
何もかもが楽しかった子供時代のクリスマス。
それらを与えてもらったことには感謝しなければいけない。
あの頃にはもう戻れないけれど、たまに夢に見るぐらいなら罰は当たらないだろう。
今日は夫が休日出勤で家にいませんが、明日休みを取ると言うので
DVDでも借りて観ようと思います。クリスマスっぽいのがいいなぁ。
あまり明かしたくない話なのですが、中学生の時に
「パズル部」 というクラブに入っていました。
活動内容は週に1度、空いている教室に集まって
各自持参したパズルを完成させていく、これだけです。
メンバー同士の親睦や完成したあかつきの発表会などもなく、
各々が作り終えたらまた新たなパズルに挑戦していくという、地味を極めたクラブでした。
そのメンバーの中に、パズルを真ん中からはめていく子がいました。
簡単なものならそういうこともできなくもないんですが、
パズル部では最低1000ピース以上のパズルを持参するのがルールだった上に、
彼のパズルは結構な大作だったのでそのやり方は難儀に見え、
私は手を止めてよくその子の活動 (パズル) を眺めていたものです。
『DEATH NOTE』 でニアがパズルを真ん中からやり始めていたのを見て、
ふと思い出しました。