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 『北斗の拳』 を読み終えたので、これからは 『BANANA FISH』
(吉田秋生、小学館文庫)を読んでいこうと思う。

*

高校生の時に違うクラスの友人が、
同じ吉田秋生作の 『YASHA-夜叉』 を貸してくれたことがあった。
当時はまだ連載中だったので途中までしか読めなかったのだが、
実際に起こり得ると思わせる遺伝子操作やバイオテロの問題を描いており、
とてもはまったのを覚えている。
美青年もたくさん出てきたし。

 『YASHA-夜叉』 の続きが気になって悶絶寸前の私に、
その友人が 『BANANA FISH』 のことを教えてくれた。
既に完結しているから悶絶することはないし、『YASHA~』 よりも人気が高い漫画だよ、と。


*

その後彼女とは何となく親交が途絶えてしまい、
私も忘れるともなく 『BANANA FISH』 のことを忘れていたのだが、
『北斗の拳』 の後に読むものを本屋で探していたら偶然目に入って
彼女の話を思い出したのだ。

ベトナム戦争後、冷戦時代のアメリカ・NYを舞台に、
あらゆる才能に秀でたストリートキッズのボス、アッシュ・リンクスが
”BANANA FISH” という謎の陰謀に巻き込まれていく話。

絵が少女漫画っぽくないのが新鮮だし、
街並みをリアルに描く作者だという印象を受けた。
”BANANA FISH” の全貌が気になるし、アッシュにも惹きつけられる。
まだ読み始めたばかりだが、早くもはまりそうだ。
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