先日から読んでいた 『王家の紋章』 は文庫版で現在刊行されている1~8巻を
もう読んでしまって、そろそろ 「懐かし買い」 の衝動が落ち着いてきた。
次に読むのはこれまでに読んだことのない漫画にしようと、
本屋でふと目に止まった 『ベルサイユのばら』 (池田理代子、集英社文庫、全5巻)を購入した。
*
『ベルサイユのばら』 というと真っ先に宝塚歌劇団が思い浮かぶが、
公演のたびに劇場を満席にし、観客を魅了し続けるのは
やはり原作がすぐれているからだろう。
何年経っても衰えない人気の秘密というのを自分で確かめてみたい気持ちがあった。
『ベルばら』 を読み進めていくと、 「三部会」 やら 「テニスコートの誓い」 など
高校時代の世界史で単語としてしか学ばなかった (知ろうとしなかった) 事柄が、
絵とドラマを以て胸に迫ってくるのを感じ、また高慢ちきで愚かなお妃という
印象しかなかったマリー・アントワネットの人間的な部分にも少しだけ触れることができ、
この漫画の人気が衰えない理由を思い知った。
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それにしても 『ベルばら』 も確かに読んだことのない漫画には違いないが、
自分で選ぶとどうして古めのものになってしまうのだろうか。
最近の漫画を開拓してみたい。
それにしても 『ベルばら』 も確かに読んだことのない漫画には違いないが、
自分で選ぶとどうして古めのものになってしまうのだろうか。
最近の漫画を開拓してみたい。
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