大学の寮で一緒だった友人が、先週会社の夏休みを利用して
九州から東京に遊びに来ていた。
メールや電話ではずっとやり取りしていたが会うのは久しぶりなので本当にうれしくて、
何ヶ月も前から会うのを楽しみにしていた。
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銀座のカフェで待ち合わせて彼女の買い物に付き合った。
和光やOPAQEを回って、日本橋まで足を延ばしてコレドも見て回った。
私も秋冬のジャケットとパンツを購入した。
そのままコレドの中で少し早めの夕飯を食べながら、
会っていなかった数年分のとりとめのないおしゃべり。
ご飯の後も日本橋~銀座~有楽町まで歩いて、国際フォーラムのジェラート屋で
一休みしながらまたおしゃべり。次の日も会えるのに何だか離れがたかった。
7/31の話。
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大学の寮で一緒だった友人と久々に会った。
このところ落ち込むことが多いと話したら、沖縄出身の彼女が
新宿で行われているエイサー祭りを見に行かないかと誘ってくれたのだ。
昼食に蕎麦を食べ、相変わらず慇懃無礼なジャン=ポール・エヴァンでお茶をした。
『BANANA FISH』 の番外編を収めた 『BANANA FISH ANOTHER STORY』
(吉田秋生、小学館、全1巻) を読んだ。
収録作品は 『光の庭』、 『ANGEL EYES』、
『PRIVATE OPINION』、 『Fly boy, in the sky』 。
『BANANA FISH』 のラストのアッシュの死は何度読んでも
「アッシュが死んじゃったよぅ」 と号泣するだけだが、
『光の庭』 を読んで死を再確認した時には、アッシュの写真を前にした英二のように
ただ静かな涙が頬を伝った。
『PRIVATE OPINION』 にはアッシュの次に好きなブランカが出てくるのでうれしい。
先日から読んでいた 『王家の紋章』 は文庫版で現在刊行されている1~8巻を
もう読んでしまって、そろそろ 「懐かし買い」 の衝動が落ち着いてきた。
次に読むのはこれまでに読んだことのない漫画にしようと、
本屋でふと目に止まった 『ベルサイユのばら』 (池田理代子、集英社文庫、全5巻)を購入した。
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『ベルサイユのばら』 というと真っ先に宝塚歌劇団が思い浮かぶが、
公演のたびに劇場を満席にし、観客を魅了し続けるのは
やはり原作がすぐれているからだろう。
何年経っても衰えない人気の秘密というのを自分で確かめてみたい気持ちがあった。
『ベルばら』 を読み進めていくと、 「三部会」 やら 「テニスコートの誓い」 など
高校時代の世界史で単語としてしか学ばなかった (知ろうとしなかった) 事柄が、
絵とドラマを以て胸に迫ってくるのを感じ、また高慢ちきで愚かなお妃という
印象しかなかったマリー・アントワネットの人間的な部分にも少しだけ触れることができ、
この漫画の人気が衰えない理由を思い知った。
お友達の恋々さんから回ってきた音楽バトン。
20世紀を引きずって生きている私に回すとこういうことになるという
見本のような回答です。
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Q1. コンピューターに入ってる音楽ファイルの容量
1Gぐらい。
Q2. 今聞いている曲
伊勢正三 『22才の別れ』
若い女の卑怯さと身勝手と自己憐憫がよく表れていてよい。
Q3. 最後に買ったCD
aiko 『花火』
色々と落ち込んでいた大学1年生の夏の間中、励まされていた。