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それなりの日々
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・ 『天上の虹-持統天皇物語』 (里中満智子、講談社漫画文庫) 1~6巻

この人の漫画は 『スポットライト』 以来だなー。

歴史ものの漫画を読むといつも思うのが、小学生の時に読んでいれば
私はきっと歴史を一生懸命勉強しただろうなぁということ。
漫画だと時系列が分かりやすく頭に入るし、
作者の創作が多々あるにしても人物に興味がわくし、
様々な出来事の前後関係もつかみやすい。

漫画だけで歴史を学ぼうというのではなく (それは危険だし)、
歴史に興味を持つきっかけのために、子供の頃に読みたかった。

日出処の天子』 を読んだ時にも、こういう漫画を私は
もっともっと早くに知るべきだったと思った。
そうすれば少なくとも、私の頭の中の日本史が弥生時代で
ストップするなんてことにはならなかったに違いない。

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・ 『王家の紋章』 (細川智栄子、秋田文庫) 12巻

相変わらずゆっくりペースの文庫本。

前巻に引き続き、この巻でもキャロルはずっと現代にいました。
古代ではメンフィスがキャロルを恋しがりながらバビロニアと戦っていました。
キャロルの妊娠の相手を自分だと名乗り出たアフマドと結婚するために船で移動中、
どこからか自分を呼ぶ声に導かれたキャロルは、ナイルの流れに身を任せて…。

いつものパターンです。とても分かりやすくて良いです。

・ 『花の慶次』 (原哲夫、集英社文庫) 全10巻

久々に漫画の登場人物に惚れてしまった。
前田慶次、かっこえー。

・ 『ファラオの墓』 (竹宮惠子、中央公論社中公文庫コミック版) 全4巻

古い作品だしとっつけるかなと思いながら読んでみたら、
どうしてどうして、はまってしまってすいすいと読み終えた。
いい作品というのはいつの時代も面白いのね。
・ 『大奥』 (よしながふみ、白泉社ジェッツコミックス) 1、2巻

タイトルだけ見て 「大奥ものはもうおなかいっぱい」 なんて思っていたけれど、
よくある 「大奥での女性の悲惨な生き様」 というものじゃなく、
男女が逆転した物語だったんだなぁ。
荒唐無稽ではあるけれどはまっちゃいました。
出てくる男性がどれも美形だなぁと思っていたら、
ボーイズラブものも手がける人だった。

うわー、続きが気になる。
掲載誌の 「MELODY」 が隔月誌なので続刊はまだまだだろうなぁ…。
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