・ 『SWAN - 白鳥』 全12巻 (有吉京子、秋田文庫)
バレエ漫画って山岸凉子の 『アラベスク』 と 『舞姫 テレプシコーラ』 と
『ヴィリ』 しか読んだことがなかったんですが (要は山岸凉子のみ)、
絵がきれいで長編というところに興味を持って購入してみました。
『アラベスク』 と 『ガラスの仮面』 と 『エースをねらえ!』 と 『愛のアランフェス』 の
色んなエッセンスを混ぜたスポ根バレエ漫画という感想。
絵が流麗で、見ているだけでため息が出ます。
それに連載時期を考えると、資料も少なかっただろうに
よくここまでバレエの色々なポーズや演目について描けたなぁと感心しました。
『アラベスク』 のノンナにも感じたことだけど、
『SWAN』 の真澄もそれはそれはよく泣くんだわw
まぁこれに限らず'70年代の少女漫画って
何かというと涙ジワ~ッってさせるんだけどね。
あと、いわゆる天才少女の話の場合、あえて主人公を泣き虫設定にして
読者である少女たちに親近感を持たせる…という説も聞いたことがあります。
SWAN - 白鳥 1~12巻
本体価格 562円 (税込 590 円)
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・ 『臨死!! 江古田ちゃん』 1、2巻 (瀧波ユカリ、講談社アフタヌーンKC)
本体価格 524円 (税込 550 円)
ふらっと立ち寄った本屋で、表紙が目立っていたので近寄ってみたら
Yahoo!の江古田ちゃん占いで見たことがあった江古田ちゃんでした。
占いの結果画面でも一部読めますが、単行本で丸ごと読むと
もうどの四コマも一つ一つが珠玉としか言いようのない出来で、
久々に漫画で声出して笑いました。